
北見藤高校の2年生が3日間にわたり、管内の事業所などで職業体験のインターンシップを行った。このうち北見聖母幼稚園では、生徒14人が、幼稚園教諭の仕事の一端を体験した。
同校ではこれまでもインターンシップを実施しているが、2学年のすべてのコースで行うのは今回がはじめて。期間中生徒145人が北見をはじめ、網走、紋別、佐呂間などで警察や消防、飲食店、病院といったさまざまな業種の44カ所に分かれ、それぞれ職業体験を行った。
一番希望者が多かったという同園。生徒達は、自己PRや3日間の目標などを記した書類を園に提出して臨んだ。
それぞれのクラスに入った生徒達は、園児と一緒に歌ったり、遊んだりして過ごした。中には誕生会に参加したり、園庭で園児達と元気いっぱいサッカーを楽しんだ男子生徒も。園児達は目をキラキラさせながら高校生のお兄ちゃん、お姉ちゃんと触れ合った。
「自分に仕事が合うのか知りたい」とインターンシップ先に幼稚園を選んだ本間とと海さんは「楽しいですし、みんなかわいい。でもかわいいだけではなく実際大変なこともあるだろうとも感じました。(今回の経験で)幼稚園の仕事をやってみたいと思いました」と話していた。 (菊)