
美幌町出身で、札幌大谷大学1年生の大屋結さん(18)が20日、美幌町社会福祉協議会と美幌町共同募金委員会に、自らがデザインしたキャラクター「ビバゴン」のイラスト画を贈った。
ビバゴンは、美幌峠で目撃されたという緑色の体をした未確認生物(UMA)の情報を元に大屋さんがデザイン。お尻が赤く、頭にリボンをつけていることや、赤い鳥がおなかにすんでいて羽根を出すなどの設定を加えてオリジナルのキャラクターに仕上げた。緑や赤の色から、緑の募金、赤い羽根共同募金をイメージしたという。
すでに2025年美幌町赤い羽根共同募金ピンバッジのデザインに採用されており、大屋さんが帰省中の20日、しゃきっとプラザで贈呈式が行われた。
大屋さんが協議会の染谷良会長、委員会の古舘繁夫会長にイラスト画を手渡し「社会福祉をはじめまちおこしに役立てていただけたら。自分を育ててくれた美幌町にいつか恩返しができればと思っています」と述べた。
染谷会長は「大変力強いキャラクター。活用しながら地域福祉の発展に努力したい」、古舘会長は「皆さんに愛され、地域を元気にするキャラクターだと確信しています」と贈呈に感謝した。
赤い羽根共同募金では、ビバゴンがデザインされたピンバッジのほか、Tシャツ(速乾タイプ)を用意。ピンバッジは500円以上、Tシャツは3500円以上の募金でプレゼントする。詳しくは委員会事務局の協議会(0152-72-1165)へ。 (浩)