
北見藤高校の清掃遠足が8月29日、北見市内で行われ、生徒たちは香りゃんせ公園を出発し、ごみを拾いながら市内を歩いた。全校生徒約390人が参加し、国際ソロプチミスト北見みんとのメンバー8人と、コープさっぽろの6人がサポートに加わった。
この取り組みはコロナ禍の際、全校生徒が屋外でできるボランティアイベントとして始まり、今年で5年目となる。
香りゃんせ公園に集合した生徒たちは、学年ごとに「常盤公園」「小公園」「野付牛公園」の3ルートに分かれて進んだ。途中には18カ所のチェックポイントが設けられ、スタンプラリー形式でごみ拾いをしながら歩いた。
お菓子の袋やタバコの吸い殻など、路上に捨てられたごみが多かったという。また「頑張ってね」と声を掛けられる場面もあり、地域住民との交流も生まれた。
2年生の女子生徒は「ごみ拾いは地域への貢献や地域との連携にもつながる良いイベントだと思う。来年も頑張ります」と意欲を見せた。
ごみ分別のサポートにあたった国際ソロプチミスト北見みんと会長の今井一子さんは「社会奉仕をしている若い人たちの気持ちをとても嬉しく思う。これからもずっと支援、応援していきます」と笑顔を見せた。 (知)
