札幌大学サッカー部が8日から11日まで、合宿で美幌町を訪れた。3年目の今年はトレーニングに加え、子どもたちや高齢者との交流、OBら関係者との意見交換など交流の機会を多く盛り込み、〝人間力〟に磨きをかけた。
男子、女子サッカー部の選手ら計20人が来町。4日間で、障がい児が通うNPO法人マイスペース美幌、美幌小学校、旭小学校で子どもたち、デイサービスセンターで高齢者と交流し、少年団の小中学生を対象にサッカークリニックも開催。OB、OGとの意見交換も行うなど、4日間で延べ300人ほどの町民とかかわった。
8日は男子サッカー部の郷家太貴さん(3年)、女子サッカー部の山口ヒカルさん(3年)ら9人が役場を表敬訪問。「地域の方とのかかわりを通じ成長できれば」「人として、サッカー選手として成長できるよう頑張ります」などと滞在中の目標を述べた。
サッカー部顧問で部長の髙木真一さんは「人材育成が今回の大きな目的。具現化できるようこの機会に大きく成長してほしい」と話した。
矢萩浩副町長は「町民の皆さんとふれあうプログラムを組んでいただきありがたい。自然や食もたん能し、心身ともに充実した時間を過ごしてください」と激励した。 (浩)