
津別町内の認定こども園こどもの杜つべつの年長児19人が4日、ピザの調理に挑戦した。園の菜園で育てた野菜をトッピングして、焼きたてを味わった。
育てた野菜を収穫し、調理して味わう体験を通じ、食への関心を深めてもらおうと毎年、行っている。
園児たちはまず、津別産小麦を使った生地に、菜園で育てたトマトやピーマン、ナス、ズッキーニを好みでトッピングした。
チーズを乗せた後、町内のNPO法人森のこだまの上野真司さんらの協力で、生地をピザ窯に入れて焼いた。
20秒ほど焼き、回転させて再び20秒ほど焼くと、こんがりピザの出来上がり。園児たちは、窯からほどよくこげめのついたピザが出てくると「おいしそう〜」などと目を輝かせていた。
焼いたピザは給食の時間に味わった。栄養士の作田みなみさんは「ピザは五感を刺激する料理。子どもたちが食に興味を持ってくれたら」と話している。 (浩)