ドローン人材の育成に力を入れる北見商科高等専修学校の1〜3年生17人が民間資格のドローン検定3級に揃って合格した。

　同校の1〜3年生のうち希望者が4月からドローンの授業を選択。4月、パソコンのドローンシミュレーターで操作訓練を行い、7月にはドローンサッカーの練習を開始。また、ドローンの基礎知識や検定対策の学習にも取り組んできた。

　ドローン検定協会による無人航空従事者試験3級は7月と8月に行われ、受検した17人が全員合格。石崎聖人さん(1年)は「合格できてうれしい。ドローンの授業は楽しく、検定を通じてドローンのことをより深く理解できた」と語る。

　今後はドローン操縦士基礎技能講習の受講や国家資格の取得に向けた取り組みを進める。このほかドローンショーの開催に向けたプログラミングの習得やドローンサッカー大会への参加なども視野に入れている。　(柏)