カーリングの日本代表決定戦に向けて、出場5チームのスキップ会見が10日、稚内市で行われた。その中で、ロコ・ソラーレの藤澤五月選手(34)が今のチーム状態や大会への決意を語った。
とてもワクワクしていますと切り出した藤澤選手。「私達は今シーズン、この大会のために取り組んで来ました。最後までチーム一丸となって笑顔で戦い切りたい。今大会よろしくお願いいたします」と少し緊張した様子。
意気込みを聞かれ、「私達ロコ・ソラーレは2010年に結成し地元の方であったり、スポンサーさんに長く応援してもらえているチームです。この大会に臨むにあたって、私達には負けられない理由と勝つための理由があります」と前を向いて語り掛けた。
「私達が本当に自分達のやりたいカーリングや、なりたい姿っていうのをこの大会でお見せできるんじゃないかな、というふうに思っています。小さい頃からオリンピックの夢を語ってきて、私が今目指すべきことは世界一になることです」と気持ちを込め、練習のサポートチームやスポンサー、家族ら「全員で夢に向かって、氷の上で戦いたい」と改めて意気込んだ。
最後に「選手は絶好調です。公式練習で毎大会、必ずやらかしてしまう小野寺亮二コーチが今回、何もやらかさなかったということが絶好調の証だと思います」とコーチいじりの藤澤節で締めた。 (寒)