北網圏北見文化センター前の草むらが、ムラサキツメクサの花でピンクに染まった。
別名アカツメクサ、レッドクローバーとも呼ばれ、ヨーロッパや西アジアが原産とされる。日本には明治時代に牧草として持ち込まれた。
今では初夏から秋にかけて全国的に見られるが、高温多湿には弱いため、北海道や東北など涼しい地域でよく育つ。
ハーブティーとしても親しまれており、抗酸化作用や女性ホルモンのバランスを整えるなどの効果が期待される。のどの痛みの緩和や更年期障害への有効性も報告されている。
インターネットで調べれば作り方も簡単に見つかる。材料費なしで楽しめるハーブティー。その魅力に思わず惹かれてしまう。 (知)