かつての風景…ハッカのはさ掛け

2025-09-23 掲載

(北見市/社会)

北見観光協会が薄荷蒸溜館横で

四季”いろ撮る”

 == 株式会社伝書鳩|経済の伝書鳩|北見・網走・オホーツクのフリーペーパー ==

 刈り取った和種ハッカを天日で乾燥させる「はさ掛け」作業が、北見ハッカ記念館・薄荷蒸溜館横の畑で行われた。かつて北見地域のあちこちで見られた秋の光景が広がっている。

 両館の指定管理者を務める北見市観光協会は、市内の香りゃんせ公園と施設横の畑、約700平方㍍で蒸留実演用の和種ハッカを栽培。この時季、収穫とはさ掛けを行っている。

 今年は春に雨が少なく、生育がやや遅れたものの、その後は持ち直し「草丈はやや低いが、収量は十分に確保できそう」と職員。

 作業は16日に行われ、同協会の職員ら10人が刈り払い機や鎌でハッカを収穫。刈り取ったハッカを丁寧に束ねていき、「はさ木」と呼ばれる干場に隙間なく積み上げていった。

 はさ掛け期間は2週間ほど。職員は「秋の風情を感じてもらいたい」と来館を呼び掛けている。 (理)

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