よっしゃー

2025-10-23 掲載

(北見市/スポーツ)

北見高栄中男子
全道駅伝で初優勝

 第43回北海道中学校駅伝競走大会(18日、上川管内新得町)男子1部で北見高栄中学校チームが初優勝を飾った。男子の管内勢優勝は2012年の北見東陵中、19年の湧別中に次いで3校目。陸上競技部に長距離部がない中で谷川亮太教諭が監督に着任し2年目で道内頂点をつかんだ。「この日のために頑張ってきた。優勝できて嬉しい」と選手達。12月14日に滋賀県野洲市で開かれる全国中学校駅伝に道代表として出場する。

アンカーへつないだたすき

雄叫びを上げゴールする北見高栄中アンカー・髙橋選手 == 株式会社伝書鳩|経済の伝書鳩|北見・網走・オホーツクのフリーペーパー ==
雄叫びを上げゴールする北見高栄中アンカー・髙橋選手

 「よっしゃー」と気持ちのこもった声が響き渡り、北見高栄中のアンカー・髙橋銀志選手(3年)が高らかに優勝を告げた。両足のテーピングが痛々しい。ぎりぎりの目標達成へゴールテープのだいぶ前から、込み上げるものが抑えきれなかった。「みんなひと一倍頑張った」と目を真っ赤に染める谷川監督を囲み、歓喜の輪ができた。

 35校が参加。北見高栄中は第1走の支倉麻尋(まひろ)選手(2年)が「予定よりいい順位」で2走の成ヶ澤隼人選手(3年)へ。エースの成ヶ澤選手が5人抜き、区間賞の快走でトップに立った。

 直前にケガをしていたアンカーの髙橋選手までにできるだけ差を広げたいと3走の萩谷大雅選手(同)、4走の谷澤星南選手(2年)、5走の加藤仁人(まさと)選手(同)も区間2~3位の力走。2位と13秒差でたすきを受け取った最終6走の髙橋選手はその差を55秒まで広げ、真っ先にゴールに帰ってきた。

 チーム主将の成ヶ澤選手は「練習でうまくいかないときもみんなで励まし合って、チームでつかんだ勝利です」と胸を張り、谷川監督は「選手達がよく頑張った」とたたえた。

 管内勢では男子は清里中が6位、北見光西中が10位、女子は遠軽中が6位、北見北中が8位に入った。 (寒)

左から右へ1~6走の支倉選手、成ヶ澤選手、萩谷選手、谷澤選手、加藤選手、髙橋選手と一緒にナンバー1ポーズをとる谷川監督(右端) == 株式会社伝書鳩|経済の伝書鳩|北見・網走・オホーツクのフリーペーパー ==
左から右へ1~6走の支倉選手、成ヶ澤選手、萩谷選手、谷澤選手、加藤選手、髙橋選手と一緒にナンバー1ポーズをとる谷川監督(右端)

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