
北見の石川孝司さん(76)、八木橋幸さん(24)、遠軽の茂木怜成さん(29)の絵画三人展が、北見市内のまちきた大通ビルパラボ3階市民ギャラリーで開かれている。130号の大作を含めた油彩、アクリル、デッサンなど18点を展示している。9日まで。
茂木さんと八木橋さんは高校美術部の顧問。3人ともに猫好きで、道展、オホーツク美術展に出品している縁から石川さんが声をかけ、一昨年は茂木さん、昨年から八木橋さんを加えて三人展を開いている。
石川さんは猫を描いた3点をはじめ、100号の油彩画「雑貨店」やデッサンなど12点を展示。八木橋さんは、顧問を務める北見柏陽高校美術部の3年生10人を100号のキャンバス2枚を合わせて描いた「星に願いを込めて」やレコードと渦巻模様を使った挑戦的な作品「廻る」など4点。茂木さんは、130号の道展出品作「温かな氷」とペン画「水族館」を並べた。
石川さんは「昨年は子どもから大人までたくさんの方が来てくれました。できれば来年も続けたいですね」と話していた。 (菊)