網走市の西コミセン(大曲地区)横に新たな公園が造成された。地域住民のアイデアを盛り込んでデザインされ、「Oideyo(オイデヨ) 公園」と名付けられた。住民団体は今月9日(日)午前10時〜午後3時、落成記念イベントを開催する。
同公園は大曲地区の総合公園との位置付けで、かつては市営住宅の建設予定地だった空地に造成。市は公園デザインを決める際、西コミを活動拠点とする住民団体「西地区地域活動推進協議会」メンバーからの意見を反映し、公園の名称も住民アイデアを採用した。
Oideyo公園にある遊具は、小さな丘を見立てた築山(つきやま)に設置した幅広い滑り台だけ。遊具を極力減らした背景には、住民らの「お年寄りも楽しめる公園にしたい」との思いがある。
また、遊歩道はアスファルトではなく、竹短繊維入りの特殊な舗装材を使用。再生可能な素材でヒートアイランド現象の緩和効果もあるとされる。市内の公共工事で初めて採用された。
同協議会主催の落成イベントは公園と西コミで開催され、記念手ぬぐいの無料配布(数量限定)や餅まきのほか、アバシリ豚丼&アバシリおにぎりセット、地元高校生による焼き鳥などを格安で提供。フラダンスやヨサコイなどステージイベントも楽しめる。
落成イベントの問い合わせは同協議会(090-2692-4151)へ。
