
美幌町教育委員会の「チャレンジクッキング」が9日、町民会館で開かれ、小学生らがオホーツクの海水を煮詰めて塩づくりに挑戦した。
美幌町社会教育活動奨励員の大人部会と子ども部会の連携事業として開催。小学生、奨励員ら約30人が参加した。
参加者はグループごとに、海水500㍉㍑をコーヒーフィルターでろ過して使用。強火で100㍉㍑前後まで煮詰め、再びろ過して中火でさらに煮詰めた。
鍋の内側につく白い結晶をへらで落としたり、鍋底にたまった結晶を三たびろ過してペースト状の結晶と「にがり」に分け、結晶をフライパンで熱して水分を飛ばして、塩を完成させた。
塩は、白飯の塩むすびや、ゆでたまごにして味わった。友人と参加した2年生の男子は「海の水から塩ができるのは不思議。めっちゃしょっぱかった」と話していた。 (浩)
