
北見工業高校の中山蓮さん(2年)は、札幌で開かれた総合格闘技のアマチュア大会に出場し、初勝利をあげた。中山さんはプロの格闘家を目指しており、将来は総合格闘技大会「RIZIN(ライジン)」の出場を夢見ている。
中山さんは高校1年生から柔道を始め、今年の春から北見市内の総合格闘技・柔術の道場に通いながらトレーニングに打ち込んでいる。
さきごろ総合格闘技のアマチュア大会「Dスパイラル」のウェルター級ワンマッチ(3分2ラウンド)に出場。旭川の選手を相手に絞め技のバックチョークで一本勝ちした。「流れの中でうまく決めることができた」と喜びを噛み締めている。
中山さんは2021年の大晦日に行われたRIZINの大会をテレビ観戦して強い憧れを抱き、格闘技の道を歩み始めた。「周りのみんなが就職活動や進学に向けて勉強に励む中、自分も本当にやりたいことを見つけることができた」と語る。
指導者によると、飲み込みが早く、短期間で急成長。中山さんは「次の戦いにも勝ち、将来はRIZINチャンピオンになります」と力強く宣言した。 (柏)