
北見で柔術を指導する伊藤尚司さん(38)は、北海道のプロ・アマ総合格闘技大会「PFC」を主催する実行委からプロ認定を受けた。
伊藤さんは東京都出身。19歳から総合格闘技を始め、20代後半から、打撃なしで関節技と絞め技を主体とする柔術、グラップリングに転向。昨夏、北見に移転し、指導者として選手を育成している。
さきごろ札幌で開かれたPFCのアマチュア大会でグラップリングのワンマッチ戦に出場し、開始39秒でギロチンチョークを決めて勝利を飾った。「流れの中でスパッと入れることができた」と振り返る。
この戦いぶりが評価され、主催者からプロ認定の打診を受けた。「うれしかったですね。今後はプロとして早く試合をしたい」と闘志を燃やしている。 (柏)