
毎週日曜日、北網圏北見文化センターの科学館の一角に開設される「ミュージアム広場」。科学だけではなく幅広いテーマの実験やものづくりを週替わりで実施しており、子どもも大人も楽しみながら学びを広げている。
広場は、前身の「サイエンスラボ」を拡充する形で今夏からスタート。展示物を見る、解説を読むだけではなく、人とのコミュニケーションを通して新たな発見やおもしろさを見つけるきっかけに―と開設されている。
子どもも大人も楽しく学ぶ
広場として一新され、「自然史」がテーマのプログラムも登場。11月30日には「身近な生き物を知り、多様性を感じてもらいたい」と、自然史研究の学芸員が案内役となり、冬の動植物をモチーフにしたペーパーリース作りが行われた。
立派な角が生えたエゾシカやモフモフとした冬毛のシマエナガなど、冬支度をした動物達の特徴的なシルエットが楽しめるモチーフが並び、訪れた親子が「これは何の動物かな」などと話しながら、好き好きに仕上げた。
ミュージアム広場は毎週日曜日の午前10時半~11時、開設。時間内に随時受付する。次回7日は磁石のおもちゃ作りを行う。高校以上は常設展示観覧料が必要。 (理)