インフルエンザにかかったら?ー厚労省Q&Aより

2025-12-05 掲載

(その他/社会)

異常行動に注意を(上)

 11月、東京都内のマンションで、インフルエンザで療養中の小1男児が4階ベランダから転落する事故がありました。厚生労働省は就学以降の小児や未成年の男性に多いとされるインフルエンザ患者の異常行動に注意を呼びかけています。厚労省ウェブサイトの「インフルエンザQ&A」から紹介します。

Q 抗インフルエンザウイルス薬の服用後に、転落死を含む異常行動が報告されていると聞きましたが、薬が原因なのでしょうか?

A 抗インフルエンザウイルス薬の服用後に異常行動(例:急に走り出す、部屋から飛び出そうとする、ウロウロするなど)が報告されています。また、これらの異常行動の結果、極めてまれですが、転落等による死亡事例も報告されています。

 抗インフルエンザウイルス薬の服用と異常行動との因果関係は不明ですが、これまでの調査結果などからは、

 ・インフルエンザにかかった時には、抗インフルエンザウイルス薬を服用していない場合でも、同様の異常行動が現れること、

 ・服用した抗インフルエンザウイルス薬の種類に関係なく、異常行動が現れることが報告されています。

 以上のことから、インフルエンザにかかった際は、抗インフルエンザウイルス薬の服用の有無や種類にかかわらず、異常行動の出現に対して注意が必要です。

キーワード

  • インフルエンザ

関連記事

検索フォーム

キーワード

地域

表示順

 

カレンダー