美幌博物館などが主催するフォトコンテスト「峠だけじゃない 美幌の自然」の審査がこのほど行われ、入賞作品13点が決まった。最優秀賞には三宅敦さん(美幌町)の「低緯度オーロラと天の川とペルセウス座流星群」が選ばれた。
コンテストは「景勝地の美幌峠以外にもたくさんあるすてきなところを紹介してほしい」と開催。「生き物」「風景」をテーマに10月末まで約3カ月間、作品を募集し、町内外26人から109点の応募があった。
美幌ゆかりの動物写真家・前川貴行さんが審査員長を務め、最優秀賞1点と、風景、生き物の部それぞれで優秀賞1点、佳作5点が選ばれた。
最優秀賞を受賞した三宅さんの作品は、美幌町福住で撮影。当初は美幌峠で撮影を予定していたが、ガスのため場所を変えて撮影した作品という。前川さんは講評で「宇宙の壮大なスペクタクルを捉え、圧倒的な迫力があります。澄み切った夜の大気を求めてアクティブに行動したお陰ですばらしい光景をものにできました」とたたえた。
入賞作品は、2026年1月17日から2月22日まで、博物館に展示される。問い合わせは、博物館(0152-72-2160)へ。 (浩)
