
太平洋戦争が始まった1941(昭和16)年12月8日に合わせ、北見革新懇話会が8日、北見市内のまちきた大通ビル前などで赤紙(召集令状)の複製を配布し、戦争の悲惨さと平和の大切さを訴えた。
「平和を守る母親連鎖行動」の一環として、毎年全国各地で一斉に実施している取り組み。北見では長年北見市母親大会連絡会が主催してきたが、同連絡会の解散により同懇話会が活動を引き継いで行っている。
この日、同会加盟の6団体から21人が参加。道行く人達に平和への願いを込めて赤紙の複製を配布するとともに「平和憲法を守れ」などのボードも掲げた。また、各団体の参加者がマイクを手に「召集令状、赤紙一枚で多くの人が戦争に駆り出されました。平和を願う声を上げていきたい」などと呼びかけた。 (菊)