
厳しい寒さが続くなか、北見市端野では17日早朝、空気がキラキラと輝くダイヤモンドダストが見られた。真冬の風物詩で、12月に出現するのは珍しい。
大雪が降った後に現れやすい。しかも最低気温はこの日を含め3日連続マイナス20度以下。条件が揃ったことで12月でも見られた。
積もった雪が朝の日差しを受けて蒸発し、冷たい空気で急激に冷やされ、昇華して小さな氷の結晶となる細氷現象が起きることが条件。氷晶は六角柱などの形をしていて、太陽の光が屈折して目に入ることで反射して見える。
厳しくも穏やかな朝の空気がキラキラと輝いて見えた。条件が整えば今冬、数多く出現しそうな気配だ。 (寒)
