干支「馬」張り子に思い込め

2025-12-23 掲載

(北見市/文化)

北見の絵手紙サークルれらが絵付け

失敗も味わいに、楽しく制作

 == 株式会社伝書鳩|経済の伝書鳩|北見・網走・オホーツクのフリーペーパー ==

 北見市内の絵手紙サークル「れら」がこのほど、来年の干支(えと)「馬」をかたどった張り子の絵付けを楽しんだ。朱色や金色など新年らしい色合いのほか、桃色や水色に塗った作品もあり、個性豊かに仕上がった。

 同サークルは、日本絵手紙協会公認講師の山本幸子さんが指導する4団体の一つ。各団体が来年に思いを馳せながら制作している。

 れらでは、メンバー6人が手のひらサイズの張り子に、水彩絵の具で好みの地色を塗り、轡(くつわ)や鞍(くら)などを描き込んだ。多少の失敗も味わいとし、和やかな雰囲気で手を動かした。

 最年長メンバーの東地恵美子さんは、乙女心を表現したピンク色に塗り、金色のペンで体に梅模様をあしらい、華やかな張り子に仕上げた。来年の目標は「卒寿でも、ゆっくりがん馬(ば)る年に」と穏やかな笑顔で語った。 (理)

キーワード

  • 絵手紙
  • 張り子

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