
美幌町の前田武夫さんは、1942年(午年)生まれ。9月で84歳になる。
写真が趣味の前田さんは、「小学3年の時から始めました。最初は日光写真で、次に壊れた蛇腹カメラをもらい、自分で修理して使いました。5年生の時に、リコーのカメラを買ってもらいました」と笑顔を見せる。写真に写る前田さんが手にしているカメラが、その「蛇腹カメラ」だ。
2012年に開催された第33回よみうり写真大賞(ニュース&ドキュメンタリー部門)では、応募作品「キツネとヘビの決闘」が二席(準優勝)を受賞。その年に発売された「読売報道写真集」にも掲載された。ほかにも数々の写真コンテストで入賞している。
前田さんは、以前本紙で紹介した「ふるさと銀河線」や「相生線」の記事にも、当時の貴重な写真を提供してくれた。「趣味で撮った写真が、今になってたくさんの方に見ていただけて、とても嬉しいです」と語る。
昨年は3度の手術を受けるなど入退院を繰り返したが、「今年は健康になって、せせらぎ公園の小鳥を撮りたいです」と緩やかに話した。 (知)