「情報通信月間」北海道総合通信局長表彰

2023-06-02 掲載

(北見市/社会)

デジタル活用 北見市に栄誉

 「書かないワンストップ窓口」などを実践する北見市が「情報通信月間」北海道総合通信局長表彰を受けた。辻直孝市長が1日、札幌で行われた「電波の日・情報通信月間」記念式典に出席し、表彰を受けた。

利便性向上や業務効率化
先進的取り組み高評価

 同表彰は、6月1日の「電波の日」と5月15日〜6月15日の「情報通信月間」にちなみ、電波利用と情報通信の普及・発展に貢献した個人・団体をたたえるもの。

 6分野で表彰が行われ「情報通信月間」局長表彰は5団体が受賞。市は書かないワンストップ窓口をはじめデジタル技術の活用により市民の利便性向上や業務効率化を図る自治体DX、全国にさきがけて開設したサテライトオフィス(現在は民間が運営)の取り組みなどが評価された。

 市は2011年ころにスタートさせた窓口業務改革の一環として、来庁者が申請書に記入することなく手続きができる窓口支援システムを実装。併せて1カ所の窓口で各種用件が完結する「ワンストップ窓口」を実現させた。近年はこの〝北見方式〟を導入する自治体が増えつつあり、昨年開催された内閣官房主催「夏のDigi田(デジデン)甲子園」で全国ベスト4に入賞した。

 コロナ禍前からテレワークを推進する市は2017年、「サテライトオフィス北見」を開設。首都圏など本社を離れた遠隔勤務者の受け皿とした。同オフィスはその後、民間企業が引き継ぎ運営。市はテレワーカーや企業誘致の役割を担い、官民連携で取り組みを進めている。(柏)

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