北見市交通安全市民運動推進委員会(会長=辻直孝市長)は4月25日、2024年度定期総会を北見市民会館で開いた。安全・安心に住めるまちづくりをめざし、今年度も積極的な活動を展開する。
23年度の事業報告で北見市内の交通事故概況について発生件数、死者数、傷者数ともに前年より増加しており、「新型コロナウイルス感染症が5類に移行し、行動制限の緩和が進んだことから人の動きが活発化したことも影響していると思われる」と事業総括した。
24年度は、子どもと高齢者の安全確保など7項目を重点目標に、各種広報・啓発活動を積極的に展開する。
総会を前に交通安全功労者表彰が行われ、北光老人クラブが表彰された(写真)。
「同クラブは2014年から北見地域交通安全活動推進委員協議会の交通安全出前講座を継続受講し、出席率も高く交通安全に対する会員の意識の高さがうかがえる」などとクラブ全体での取り組みがたたえられた。(寒)