従来の田植えとスマート農業 違いを肌で感じて

2023-06-02 掲載

(訓子府町/教育)

訓子府・居武士小の児童が地域産業・稲作の歴史を学ぶ

稲作農家の指導で田植えを体験 == 株式会社伝書鳩|経済の伝書鳩|北見・網走・オホーツクのフリーペーパー ==
稲作農家の指導で田植えを体験

 訓子府町居武士小学校の児童が5月29日、近くの稲作農家を訪れ、田植えを体験した。併せて自動運転で植えるスマート農業を見学。地域の産業の歴史を稲作を通して学んだ。

 5、6年生9人が総合の時間に、学校に近い町日出の農業・島貫亨さん方の水田を訪問。植え方の指導を受けた後、裸足でそろりと田んぼに入った。皆初めてで最初はキャーキャー騒いでいたが「慣れると楽しい」と真剣に。5年生の女子児童は「大きく育ってほしいと思いながら植えた」と植えたあと、土を少し被せる丁寧な作業を上手にこなしていた。

 ひと通り終えて、児童が島貫さんに質問。「品種は何ですか」という質問に、島貫さんは「ななつぼしで、みんなの給食に提供されます」と言うと、児童は「給食のご飯はおいしい」と笑顔で楽しみにしていた。

 隣りの水田での自動の機械植え作業を見学。学校の授業でGPSを用いた農業を学んでいるということで関心を引いていた。「今も機械植えのほか手植えもしている」と島貫さん。「通り掛かったら稲の成長を見守ってね」と興味を誘っていた。(寒)

モニターを見ながらのスマート農業を見学 == 株式会社伝書鳩|経済の伝書鳩|北見・網走・オホーツクのフリーペーパー ==
モニターを見ながらのスマート農業を見学

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