渓流釣り愛好者らでつくる、置戸町清流とやまべの会(山崎昭治会長)はボランティアで、町内の常呂川支流の魚道清掃を行った。
17年間継続する取り組みで、19日には会員8人が町常元の鹿の子沢に向かった。
虹の滝などがある景勝地で「ハイキングと一緒に、ヤマベやサクラマスが上る様子を楽しむことができれば」と願っての取り組み。サクラマスにとっては海から約120㌔上流のゴール付近となる。会員達は繁茂する草を刈り、流木を取り除いて、道路の下をくぐる土管の出入口も「サクラマスの気持ちになって」(山崎会長)と、ていねいに清掃した。
活動後には滝つぼに近い橋の上から、清掃した後のせせらぎを泳ぐヤマベと思われる魚影が5匹ほど確認できた。流れて来るエサを狙って元気に泳いでいた(※動画参照)。
23日には安住地区にある同じく常呂川支流のオンネアンズ川の清掃に汗を流した。(寒)