オホーツクにゆかりがある鉄道写真愛好家のグループ「teamエゾシカ」の「ヨンマル・ゴーヨン出張写真展」が、大空町女満別図書館横で開かれている。道内の鉄路を走るキハ40形、キハ54形などの車両を、風景とともに紹介している。31日まで。
7人が計21点を展示。赤色と白色の車両が斜里岳のふもとを疾走する釧網本線(清里町―中斜里間)の風景や、石北本線緋牛内駅の冬の朝の通学・通勤風景を切り取った作品が目を引いている。
利尻山が背後に浮かび上がる宗谷本線(豊富―下沼間)、廃線になった留萌本線峠下駅、道南いさりび鉄道の函館運輸所や、日高本線(浜厚真―鵡川間)など道内各地の鉄路の風景が並んでいる。
観覧は無料で、時間は平日午前10時~午後8時。土、日曜日は午後6時まで。月曜日は休館。写真展は今後、釧路管内弟子屈町の川湯温泉、美幌町でも順次、開催する予定。(浩)