知事とスクラムトーク…美幌など

2023-11-08 掲載

(美幌町/社会)

4市町の地域おこし協力隊員ら

 == 株式会社伝書鳩|経済の伝書鳩|北見・網走・オホーツクのフリーペーパー ==

 北海道の鈴木直道知事が10月21日、オホーツク管内を訪れた。美幌町ではワークキングスペースKITENで美幌や近隣市町の地域おこし協力隊員らと意見交換した。

 地域活性化に取り組む人との対話を通じて絆を深める「スクラムトーク」。協力隊員として北見市の上地雄大さん、美幌町の一戸現貴さん、森田龍之進さん、宮﨑香帆さん、津別町の大竹駿二さん、置戸町の林奈緒美さんの6人と、各市町の首長が出席した。

 隊員がそれぞれの活動状況を紹介。学校巡回司書として活動する林さんは「休みの日は移動本屋を開いています。いつか置戸にお店をもち、子どもからお年寄りまで本に親しんでもらいたい。収入面など不安もあるが、いろいろな方のお力をお借りして頑張りたい」と話した。

 KITENのスタッフを務める宮﨑さんは「新卒で協力隊員を目指す学生が増えている。研修制度などがあるともっと選ばれるはず」と近年の情勢を踏まえて話した。

 鈴木知事は、東京都職員だった自らの経歴から「皆さんと重なる部分が私にもある。皆さんが人生をかけて協力隊員として取り組んでいることを生かせるようにしたい」と話した。

 鈴木知事はこの後、22日にかけて北見市など5市町を訪ね、創意工夫がある地域の取り組みを聞き、発信する「なおみちカフェ」に臨んだ。(浩)

キーワード

  • 知事
  • スクラムトーク

関連記事

検索フォーム

キーワード

地域

表示順

 

カレンダー