北見のオホーツクブルーRFC(ラグビー・フットボール・クラブ)ジュニアで活動する齊藤翼さん(斜里中3年)が第43回東日本中学生ラグビーフットボール大会女子の部(18・19日、埼玉県熊谷市)の北海道チームのメンバーに選抜された。
齊藤さんは北見南小3年の時にラグビーを始め、父親の転勤で斜里中転校後も母親の送迎で毎週土曜日、北見での練習に通っている。今春には東日本U15中学生選抜大会にも出場した。その際は「上級生がいて思うようなプレーができなかった」という。
転校後の平日は斜里で柔道に挑戦。「タックルやガードといったディフェンスの強さは柔道の稽古が役立っているのでは」と同クラブ指導者。体幹の強さを生かしてフォワードの要のフッカーを任されるほか足の速さを買われてウイングを任されることもあるそう。
道内から11人が選抜され、千葉県と合同チームを組む。予選リーグで東北5県チーム、東京都チームと対戦。ファイナルマッチのトーナメント進出をめざす。
齊藤さんは最近、吹奏楽でホルンを始めるなど多才ぶりを極める。でも、それらの中では「やっぱりラグビーが好き」と即答する。春に参加した選抜大会とは違い「自分らしいプレーをしてチームに貢献したい」と気持ち的にも余裕を持って臨めそうな様子だ。(寒)