オホーツクブルーRFC(ラグビー・フットボール・クラブ)ジュニアで活動する石田健晴さん(北見北中2年、写真左)と吉田悠悟さん(同、同右)が全道中学生チームに選抜された。9日から茨城県水戸市で開かれる第21回東日本U15中学生ラグビーフットボール選抜大会に出場する。
石田さん「陰でのディフェンス、ポジショニングも大切」
石田さんはフォワードのプロップやフッカーを担当する。スクラムを組む上で重要な1列目のポジションで、体力が必要だ。夏季は陸上競技の砲丸投げに取り組む。「砲丸投げは手で投げるというより足腰の強さが重要。夏のトレーニングが冬のラグビーに役立っている」という。
試合では「攻撃が注目されがちだが目立たなくても陰でのディフェンスやポジショニングも勝利のためには必要」と話し献身的なプレーに努めたい考えだ。
吉田さん「トライを決め、チームの強さを全国にアピールしたい」
吉田さんはバックスのセンターを任される。突破やパスといった攻撃面をはじめ、タックルで止める守備面など経験を生かした多彩な判断力が求められる。「トライを決め、北海道チームの強さを全国にアピールしたい」と闘志を燃やし、雪上練習に打ち込む。(寒)