調査は10月13日の金曜日から15日の日曜日までの3日間、中心市街地の大通、北1条通、北2条通、銀座通、中央通の5カ所で実施。3日間とも午前9時~午後6時20分に1回20分の調査を10回行い、曜日別、街路別など項目別に集計した。天候は3日間とも晴れだった。
3日間の歩行者総数は、前年比10・1%増の大幅な伸び。同会議所は、調査期間にきたみ菊まつり(7~15日)関連イベントの開催が重なったことが増加の主な要因と見ている。
曜日別では金曜日が2385人で前年比18・9%増、土曜日が1999人で同29・1%増と歩行量が伸びる一方、日曜日は1537人で同15・8%減と落ち込みが目立った。
街路別では中央通が1292人で同42・8%増、大通が2115人で同33・5%増と大幅な伸び。北1条通が589人で同3・2%増、銀座通が1132人で同5%減とほぼ横ばい。北2条通は793人で同29・8%の大幅な減少となり、街路により明暗を分けた。
近年の通行量は2019年の4463人を底に5千件前後で推移、今後は、中央大通沿道地区の再開発事業(2023~26年度)によるにぎわい創出が期待されている。(柏)