北見商工会議所が歩行者通行量動態調査の結果公表

2023-11-29 掲載

(北見市/社会)

前年比10%増の5921人

 北見商工会議所は、10月に北見市内中心部で実施した歩行者通行量動態調査の結果を公表した。調査した3日間の歩行者総数は5921人で前年の5380人に比べ10・1%の増加。きたみ菊まつりと関連イベントの開催に加え、3日間とも晴天に恵まれたことが人出を後押ししたと見られる。

菊まつり重なり好天も後押し
中央大通が4割増も北2条通は3割減

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 調査は10月13日の金曜日から15日の日曜日までの3日間、中心市街地の大通、北1条通、北2条通、銀座通、中央通の5カ所で実施。3日間とも午前9時~午後6時20分に1回20分の調査を10回行い、曜日別、街路別など項目別に集計した。天候は3日間とも晴れだった。

 3日間の歩行者総数は、前年比10・1%増の大幅な伸び。同会議所は、調査期間にきたみ菊まつり(7~15日)関連イベントの開催が重なったことが増加の主な要因と見ている。

 曜日別では金曜日が2385人で前年比18・9%増、土曜日が1999人で同29・1%増と歩行量が伸びる一方、日曜日は1537人で同15・8%減と落ち込みが目立った。

 街路別では中央通が1292人で同42・8%増、大通が2115人で同33・5%増と大幅な伸び。北1条通が589人で同3・2%増、銀座通が1132人で同5%減とほぼ横ばい。北2条通は793人で同29・8%の大幅な減少となり、街路により明暗を分けた。

 近年の通行量は2019年の4463人を底に5千件前後で推移、今後は、中央大通沿道地区の再開発事業(2023~26年度)によるにぎわい創出が期待されている。(柏)

前年比4割増の中央通 == 株式会社伝書鳩|経済の伝書鳩|北見・網走・オホーツクのフリーペーパー ==
前年比4割増の中央通

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  • 歩行者通行量

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