出版社の日経BPが実施する「全国自治体・視察件数ランキング2023」で、北見市の「書かないワンストップ窓口」の22年度視察件数が全国5位になった。
市の書かないワンストップ窓口は、来庁者が申請書に記入することなく各種手続きができ、複数の要件を1カ所で行えるなど効率的で利便性の高いシステム。内閣官房主催「夏のDigi田(デジデン)甲子園」で全国ベスト4に入賞するなど注目を集め、21〜22年度にかけて全国の自治体や議会関係者などの視察が急増。また、〝北見方式〟の窓口システムを導入する自治体も増えており、導入見込みも含めると34自治体に上るという。
65件で人口10〜30万人未満では1位
今年度はすでに67件受け入れ
22年度の視察件数は65件で5位。人口10万〜30万人未満のランキングでは1位となった。23年度は11月30日現在、すでに前年度を上回る67件の視察を受け入れている。
市窓口課は「市の10年来の取り組みが高く評価され光栄。今後も窓口業務の改善を続けていきたい」と話している。(柏)