「ふだん記と自分史・さいはてグループ」の文集『さいはてのふだん記』92号が発行された。身近な出来事や思い出などをつづった20人の28編を収録している。
墓参りのために実家のある高知県を訪れた旅の様子を書いた阿久津俊子さん(北見)の「太平洋の風よ波よ」、亡き妻の歴史を紐解いた浦澤正三さん(札幌)の「菅野家と菅野价子さん〜医大入学まで」など、日々の生活の中で感じたことや旅行記、地域の歴史など、それぞれのテーマで書いた文章が掲載されている。
長谷文夫代表は「今年の暑さに負けずに投稿してくれ、ありがたいです。経験、ルーツなど、ふだん記らしい内容になっているのでは」と話している。
A5判98㌻。定価550円(税込み)。北見市内の福村書店などで販売している。(菊)