辻直孝北見市長 公約関連の予算を提案

2023-12-05 掲載

(北見市/政治・社会)

子ども医療費助成の対象拡大は来年8月に

 12月の定例北見市議会が7日に開会する。辻直孝市長が選挙公約に掲げた子ども医療費助成の対象拡大と第2子以降保育料無償化の関連予算をはじめ市立小学校と義務教育学校計17校に熱中症対策としてエアコンを整備するための補正予算を提案する。

第2子以降保育料の無償化は来年4月に
小学校16校と義務教育学校のエアコン設置は来夏までに

 子ども医療費助成の対象拡大は、来年8月の実施に向け、関連システムの改修経費476万円を計上。現在の対象は通院が小学生まで、入院は中学生までだが、通院、入院ともに高校生世代まで拡大する。自己負担は現行の「課税世帯は医療費の1割、非課税世帯は初診時一部負担金」を「課税、非課税にかかわらず一律、初診時一部負担金」とする。

 第2子以降の保育料無償化は、来年4月の実施に向け、関連システムの改修経費95万円を計上。世帯収入や第1子の年齢にかかわらず、3歳未満で第2子以降の保育料を一律、無償化する。

 市は9月補正で小泉小、三輪小、高栄小、留辺蘂小の4校のエアコン設置費用を予算計上し、年度内に整備する。今回は小学校16校と義務教育学校1校の普通教室、特別支援教室、保健室合わせて236台分の設置費用4億2480万円を国庫支出金、地方債を財源に補正計上。来年の夏までに、整備を終えたい考え。

 中学校は2025年夏までの整備を予定。暫定措置として今年度、普通教室などにスポットクーラー(冷風機)を設置して対応する。(柏)

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