津別町森林バイオマス利用推進協議会の再エネ勉強会がこのほど町内で開かれ、町民ら21人が、今年3月に稼働を開始したつべつ木質バイオマスセンターなどを見学した。
チップの原料となる間伐材、除伐材を広く買い取るセンターの事業「つべつウッドロスマルシェ」をはじめとしたセンターの取り組みに理解を深め、木質バイオマス活用の機運を高めようと開いた。
センターは定期的にマルシェを開いており、11月までの6回で針葉樹を中心に合計約40㌧の木材が集まり、22万4千円余りを支払った。
参加者は座学の後、センターを見学。木材が破砕されてチップになる工程を見学した。チップを燃料として利用している木材工芸館キノスの木質バイオマスボイラーも見学。参加者は、地域の木材が地域で利用される仕組みを実感した。(浩)