11月に美幌町の友好姉妹都市ニュージーランド・ケンブリッジを訪ねた公式訪問団の帰町報告会が12月22日、役場庁舎で開かれた。
公式訪問団は平野浩司町長、戸澤義典町議会議長、一般公募の町民ら8人。11月20~26日の日程で現地を訪問した。9年ぶりとなる訪問で、現地にホームステイをしながら、牧畜農場やケンブリッジ高校、ワイパ郡市庁舎など各所を視察。公式晩さん会にも出席した。
報告会には町民ら20人ほどが出席。平野町長はあいさつで「友好を次の一歩につなげるための訪問。若い方に行っていただけて良かった。晩さん会ではしっかり交流を続けましょうと話させていただき、美幌にも招待した。来年来ていただけるのではないか」と述べた。
この後、一般公募の訪問団員3人が交代で視察の成果を報告。参加した女性は、ケンブリッジ高校について「すばらしかった。ぜひたくさんの子どもたちにこのすばらしさを体験してもらいたい」と報告した。
参加した男性は、牧場、農場、乳製品工場などを視察して「美幌でも産業間で連携して、ここにしかないものを生み出せないかと感じた」と提案。参加した別の女性は訪問全体を通じ「現地の方々がまちに誇りを持っていたのが印象的だった」と感想を述べた。(浩)