年間の出動件数は7058件で前年の6756件から302件(4・5%)増加した。1日平均19・3件に上る。
出動の内訳は「急病」が4793件(前年比222件増)で全体の68%。7月と8月は猛暑の影響で熱中症の救急搬送が101件に上った。
次いで「一般負傷」が932件(同8件増)、「転院搬送」が547件(同18件増)、「交通事故」が281件(同12件減)など。
地域別では北見市北見自治区が5638件(同271件増)、次いで同留辺蘂自治区が423件(同16件増)、同端野自治区が373件(同13件減)、訓子府町が259件(同15件減)、北見市常呂自治区が186件(同14件増)、置戸町が179件(同29件増)となった。
同組合管内の救急出動は高齢化の進行に比例して年々増加傾向が続いている。19年に6030件と初めて6千件の大台を突破。20、21年はコロナ禍での利用控えや健康意識の高まりなどで5千件台に下がったが、22年は一転して大幅に増加した。(柏)