成人を機に食生活についての関心を高めてもらおうと、北見市は先日の「はたちのつどい」の出席者に朝食の大切さなどを説明したリーフレットを配布した。またリーフレットに印刷したQRを読み取ると、新成人が中学生だったころの〝懐かしの給食メニューレシピ〟などを閲覧できる、新たな周知策も試みた。
リーフレットは市健康推進課が考案し、2年前の「はたちのつどい」から配布。自炊する機会が増える新成人に正しい食生活が健康な人生につながることを伝える狙いで、今回はBMI(肥満度を表す指数)の計算方法などを紹介した。
QRによる誘導策は初めての試み。ネット世代である新成人をターゲットにしたデジタル周知策で、QRを読み取れば市のHP上のページ「オトナの食生活スタート!」につながる仕組みだ。
ページ「オトナの―」で公開される〝懐かしの給食レシピ〟は、平成30年度のアンケート調査で人気献立1位に選ばれたザンギ、2位のジャーマンポテトのレシピを紹介。同課は「自炊の楽しさや大切さに気づくきっかけにもなれば」と期待している。 (大)