デジタル庁の浅沼尚デジタル監(47)=写真左=が9日、北見市役所本庁舎を訪れ、「書かないワンストップ窓口」を視察した。
市の書かないワンストップ窓口は、来庁者が申請書に記入することなく各種手続きができ、複数の用件を1カ所で行えるなど効率的で利便性の高いシステム。近年、〝北見方式〟のシステムを導入する自治体が全国的に増えており、内閣官房主催「夏のDigi田(デジデン)甲子園」で全国ベスト4に入賞するなど注目を集めている。
デジタル庁の視察は2021年の牧島かれん前デジタル大臣、22年の尾﨑正直前デジタル大臣政務官に続き3回目。
浅沼デジタル監は自治体窓口DX推進の参考にしようと市の取り組みを視察。併せて職員との意見交換を行った。
※自治体DX(デジタルトランスフォーメーション)=自治体がテクノロジーなどを活用して業務効率化や生産性向上を図り、行政サービスの維持・向上を目指す取り組み。(柏)