今回は「中小企業におけるデジタル化とキャッシュレス対応」について特別調査を実施した。全国調査との比較も示している。
自社ホームページが未開設の企業は32・8%で全国水準の22・8%を大きく上回った。
インターネットバンキングを契約しているのは67・1%で(全国70・7%)で、契約している理由は「店舗に行く必要がない」が最も多く、次いで「残高管理が容易である」。一方、契約していない企業は32・9%(同29・3%)で、契約をしない理由は「利用する機会がない」が最も多く、次いで「セキュリティに不安がある」。
キャッシュレス支払いの導入状況は、「導入済み」が43・0%で全国の33・9%を上回った。キャッシュレス決済の不満な点、未導入の理由については、「手数料が高い」が27・8%で最も多く、次いで「現金化までに時間がかかる」「セキュリティが不安」「キャッシュレスに対応していない取引先がある」などとなっている。