きたみ植物画同好会が3月に発行した冊子「オホーツクの植物 北見 道ばたの草」の原画展が、北見市内のまちきた大通ビルコミュニティプラザ「パラボ」3階市民ギャラリーで開かれている。ナズナやワスレナグサなど身近な植物を描いた会員15人の45点を展示している。14日まで。
植物画(ボタニカルアート)は、植物を実物大にありのまま描くのが特徴。水彩絵の具を使って花姿全体はもちろん、芽生えから種子に至るまでを描いた季節の移ろいを感じさせる作品も並んでいる。
長屋ひろ子代表は「一般的に雑草と呼ばれる草花も見れば見るほど面白い発見があります。足元の植物に目を向けるきっかけになれば」と話している。
会場には、びほろ植物画同好会の賛助作品10点も並んでいる。(理)