1年の活動成果を披露する、北見仁頃書道会の第32回作品展がNHK北見放送局ぎゃらりーで開かれている。全紙からハガキ大の作品まで40点以上を展示している。24日(最終日は午後2時)まで。
同会は仁頃高校開放講座として1993年にスタート。「継続は力なり」を合言葉に書技向上に励んでいる。作品展には会員のほか、仁頃地区移動公民館講座の講師と受講生を含む計13人が出品した。
先輩達の手本を参考に仕上げた古典の臨書をはじめ、古くから伝わる篆書体(てんしょたい)で「福」の字を百種類書いた作品や丁寧な運筆が目を引く調和体「若芽の眩しさ」、筆力豊かな大字書「藍」などが並んでいる。
藤野健一会長は「書道歴が短い人は一つの作品に集中し、長い人は多様な表現で書作に取り組みました。1年の成果を見ていただければ」と話している。 (理)