置戸ぽっぽ絵画館で開催中の「大矢十四彦展」会場で、作者の大矢十四彦さん本人が来館しての「ギャラリートーク」が27日(月)午前11時から開かれる。入場無料。直接会場へ。
ふるさと銀河線駅舎を改造した町民らNPO法人運営の美術館。毎年1人の作者に光を当て、企画展を約1年間継続開催している。
昨年9月から今年10月25日まで開催の大矢十四彦さんは、1940年新潟県長岡市出身。日本画を東京芸大で平山郁夫氏らに習った。父・大矢黄鶴氏、兄・大矢紀氏も日本画家。日本美術院展、春の院展などで入選・入賞多数。2013年紺綬褒章、17年日本美術院招待に推挙された。
今企画展では白の顔彩で凍てつく山や川を描写した「北嶺」「冬日」、洋画タッチの心象画「帰路」、第100回秋の院展奨励賞を受賞した大作「漁(すなど)る」など14点を展示している。
同館では画家210人の作品を展示する「第12回選ばれた寄贈作品展」を同時開催中。(寒)