災害復旧「平時のつながりが大切」

2024-07-11 掲載

(美幌町/社会)

美幌町社協・福祉活動専門員 男性

石川県志賀町に2回目の派遣

互いの存在認知が突破口に

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平野町長らに帰町報告

 美幌町社会福祉協議会福祉活動専門員の男性(30)が6月、能登半島地震で被災した石川県志賀町の災害ボランティアセンターに応援職員として派遣された。男性は7月4日、平野浩司町長らに帰町報告した。

 応援職員の派遣は、北海道社会福祉協議会を通じて要請があった。男性は2月にも志賀町に派遣されており、今回が2回目になった。

 派遣は6月12日から18日まで。志賀町社会福祉協議会の災害ボランティアセンターで、被災者のニーズに応じて派遣するボランティアをマッチングしたり、資機材を管理する業務をこなした。

 2月の派遣時は、被災から間もないこともあり、あらゆる面で混とんとしていたが、今回はマッチングなども比較的にスムーズに業務ができたという。

 「個人や組織、官民に関わらず、平時からつながりを持つことが災害復旧の一番の近道。社会福祉協議会を知ってもらい、こちらも地域の企業や団体を知ることが困ったときの突破口になりえると思っています」と話した。

 平野町長は「日頃から町民の皆さんに経験を伝えていただき感謝しています。美幌町としても災害に強いまちを目指します」とねぎらった。(浩)

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