「文芸北見」54号発行

2024-07-19 掲載

(北見市/文化)

読み応えのある1冊に

 == 株式会社伝書鳩|経済の伝書鳩|北見・網走・オホーツクのフリーペーパー ==

 管内在住やゆかりのある人達の投稿による地域文芸誌「文芸北見」の第54号が、このほど発行された。北見を中心に道内、道外の延べ133人が投稿した585作品が掲載されている。

 作家・林芙美子が北海道と樺太を旅した紀行文「樺太の旅」をもとに、樺太での様子と未完の小説「雷鳥」をたどった当別町男性の文芸評論「林芙美子・樺太の旅と絶筆小説『雷鳥』」をはじめ、同誌の編集長を務める北見市男性が、1971年から発行を続ける「文芸北見」の歴史をまとめた「文芸北見小史」など、小説、郷土史、随筆、詩や俳句、短歌などが収録されている。

 北見市男性は「今回も地域に根差した作品が何点も投稿されました。読み応えのある一冊になっていると思います」と話している。

 実行委が年1回発行。128㌻で価格は1250円(税込み)。北見市と網走市の一部書店で販売している。問い合わせは藤川編集長(080-5586-4476)へ。

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