生活協同組合コープさっぽろ主催の認知症の理解と予防についての講演会が8日、美幌町しゃきっとプラザで開かれた。
町民ら約70人が参加。NPO法人ソーシャルビジネス推進センターファウンダーの職員が講演した。職員は「日本の認知症の70%はアルツハイマー型と脳血管性。生活習慣病の予防が認知症の予防にも決め手になる」とし、運動習慣づくりやバランスの良い食事、血糖値や血圧のコントロールをすすめた。
脳を刺激して働かせ続けることの大切さも指摘。「人と交わり、おしゃべりをしたり、一緒に何かを取り組むのが良い」と話した。
センター事務局補佐の男性が認知症予防の体操を伝授。参加者は、男性に右手で勝ち、左手で負けるじゃんけんなどに挑戦し、楽しく認知症予防に取り組んだ。(浩)