手づくり絵本の講習会が7月30日と31日、美幌町図書館で開かれ、小学生ら6人が小鳥をテーマにオリジナルの一冊を完成させた。
参加者は小鳥の巣づくりやひなの誕生、巣立ちを描く絵本に挑戦。30日は北海道手づくり絵本の会会長の松岡義和さんの指導で、扉(表紙)、奥付を含め全6㌻の絵を水彩などで仕上げた。
参加者は「鳥は体と頭、尾、翼などに分けて描くのが基本」「空の青は地面が近づくにつれて薄くなる。試し紙で色を確かめながら使いましょう」などと説明を受け、一生懸命に背景や小鳥を描いた。
31日は美幌手づくり絵本の会の指導で製本。自分だけの絵本を完成させた。今回が3回目の講習会参加という旭小3年女子児童は「白と黒の色合いがかわいいのでノビタキを描きました。お父さんや弟に見せたい」と話していた。(浩)