終活・相続準備万全に

2024-08-21 掲載

(美幌町/社会)

美幌で理解深める講演会

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 終活や相続などに理解を深める講演会が6日、美幌町民会館で開かれ、一般社団法人「親なきあと」相談室関西ネットワーク代表理事の藤井奈緒さんが講演した。

 主催は美幌町社会福祉協議会。藤井さんは「終活」で使われるエンディングノートについて「便利な計画書&連絡帳&感謝状」と定義。「今までの人生を振り返り、いざという時に周りが困らないようにしたり、伝えたい思いを残すのに便利」とすすめた。

 「分からない場所にしまうと残された人に見てもらえない。伝わるようにすることがとても大事」と話した。

 遺言書については「『取り合うほど財産がないから大丈夫』という声をよく聞くが、相続トラブルは資産5千万円以下のケースが多いです」と紹介。

 公正証書と自筆証書の遺言のメリットとデメリットを解説。「公正証書は信用度が高いが数万円から数十万円かかります。自筆証書は費用がかからず、法務局が預かってくれるが、不備があると効力がなくなるリスクがあります」と紹介した。(浩)

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