北見の水墨画サークル墨水会・墨真会・書画会の合同水墨画作品展が、北見市内のまちきた大通ビル「パラボ」3階市民ギャラリーで開かれている。墨の濃淡で表現した風景や動物、人物など37点を展示している。25日まで。
墨水会と墨真会に結成3年目の書画会を加え、昨年から3サークル合同で作品展を開いている。今回は、それぞれ活動する3つのサークルの新会員を含めた30~80歳代の21人が出品した。
温かな光が感じられる「夕景」、艶やかな「牡丹」、「エゾニュウ」を題材にした連作など、見応えのある力作がずらり。水墨画の可能性を追求する墨真会は「パリの逍遥」といった線描画がテーマの作品も並べた。
墨水会の代表は「筆ならではのぼかしやかすれなど、水墨画の魅力を感じてほしいです」と話している。(菊)