置戸町図書館で7日、5年ぶりとなる図書館まつりが開かれた。恒例の古本市やサイエンスショー、ブッカー掛けなどのコーナーが用意され、来場者が秋の1日をゆっくりと楽しんだ。
古本市は除籍図書などが1冊10円での提供とあり、来場者は普段手にしないジャンルの本にも手を伸ばしていた。高田真也さんによるサイエンスショーでは、風船にシールはがしスプレーをかけた「時限爆弾」など、自宅でも楽しめる科学実験でワクワクを届けた。
運行開始60年迎える「やまびこ号」コーナーも
また、来年1月に運行開始から60年を迎える移動図書車「やまびこ号」の歴史を振り返るコーナーも設置。初代から現在、運行している5代目までの車両写真展やお絵描き・ぬり絵コーナーが用意され、懐かしの写真を眺める人や未来のやまびこ号を想像しながら自由に塗り絵を楽しむ親子の姿でにぎわった。(理)